晴れのちマンガ

中年視点でマンガを語るブログ

「球場三食」にありつけたのか

先日、同僚と野球観戦に行ってきた。神宮球場。思い立ったが吉日、仕事帰りにふらっと寄ってみた。と言えれば、かっこいいんだが、実際には、前々からがっつり準備し、電車でお上りさん。トーマスに乗って、小一時間かかりました。神宮球場は、生涯二度目。野外球場は、ドームと違い、得も言われぬ味がある。夏のナイターとなれば、なおさらだ。

 

 

神宮球場は、このブログ的に言うなら、以前紹介した「グラゼニ」の神宮スパイダースの本拠地であり、「ダイヤのA」の西東京大会の決勝の舞台となっている。思えば、自分の知識の大半は、マンガから得ている。上司とのトレペぐらい薄っぺらい会話だったら、大概、マンガの知識で乗り切ってきた。ゴルフもグルメもなんでもござれだ。

 

話は変わるが、どちらかといえば、考えてから動くタイプである。考えるより先に、体が動くタイプではない。中年になってからは、なおさら体が動かない。御老体。だから、まず何よりも、知識がほしい。お金や愛もほしいが、とりあえず知識。そのせいか、マンガで知識を得て、それを後から経験することが多い。前述したように、神宮球場についても、マンガで知識を仕入れた後に、実際に訪れることとなった。

 

話を戻すが、夏のナイターといえば、やっぱりビール。とりあえず、ビール。野外で飲むビールは最高。おっさん至福のひととき。そして、大切なのがビールのおとも。おつまみ。今回、神宮球場によく来ている同僚に勧められたおつまみが、ウィンナーメガ盛り。なんでも神宮の有名なメニューだそうだ。ということで、こいつをおつまむことにした。実物を目の前にすると、ウィンナーは、かなりのボリューム(太ったパヒュームのことではない)。メタボにメガり過ぎ。ボリューミーではあったけど、三種類のウィンナーを、ケチャップとマスタードで、同僚とおいしくおつまみました。ビールとウィンナーの相性は最高。おはだけ寸前。神宮でおはだけしたら、即ピーポ。危ないところでした。

 

「球場三食」 渡辺 保裕 というマンガがある。

 

ずいぶん唐突な紹介になってしまって申し訳ないし、毛髪もない。このマンガの存在は知っていたが、未だ未読である。グルメマンガは大好きなジャンルなので、近々読むつもりでいるし、今から楽しみにもしている。なんで、未読のマンガを紹介するのか。最もなご意見だ。伝え聞くところによると、「球場三食」は、野球場の食事、いわゆる球場メシを軸とした野球大好きマンガであるらしい。ここに、今回未読のまま紹介する理由が隠されている(たいした話じゃないよ)。

 

ウィンナーメガ盛り、知識が先か?経験が先か?

 

自分の人生、今までは知識から経験の順番であったが、今回は経験から知識の順番になる可能性があるのだ。「球場三食」にウィンナーメガ盛りが紹介されていれば、神宮球場で実食からの「球場三食」読破で知識吸収のコンボになるのである。これが、「球場三食」を楽しみにしている理由であり、未読なのに紹介に至ったわけである。

 

正直なところ、極めて個人的かつどうでもいい理由なので、「球場三食」というグルメマンガの存在を覚えて帰ってもらえれば、それだけで十分である。このブログの存在意義はそれだけだ。いつの日かこのマンガを読破した後には、ブログできちんと紹介したいと思う。

 

なーんてことを考えていたら、いつの間にか試合が終わっていた。1-2。ゲームセット。東京音頭の大合唱のなか、結局、中年に残された思い出は山積みのウィンナーのみ。遺してきた仕事も山積み。ああ、無常。僕たちは、熱気冷めやらぬうちに、神宮球場を後にし、ゴードンに揺られて帰路についた。おそまつ。

 

 

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