晴れのちマンガ

中年視点でマンガを語るブログ

科学で石の世界を切り開け!文明創世マンガ「Dr.STONE」です。

僕たちの冒険はこれからだ。

ハレノヒ先生の次回作にご期待ください。

 

こんなに悲しい冒険の始まりはないと思う。

今までの冒険はなんだったの。

これから彼らに何が待ってるの。

彼らの今後を考えずにはいられない。

どうか、彼らの冒険の書が消えませんように。

 

どうもハレノヒです。

読んでいただき、ありがとうございます。

打ち切りの最終話って悲しみに溢れていますよね。

最終話掲載号の作者コメントの空元気も、読んでいてつらいです。

この世界から打ち切りがなくなることを切に願っています。

 

 

さて、今日語るのは、週刊少年ジャンプに絶賛連載中の

 

Dr.STONE」 原作:稲垣 理一郎 作画:Boichi 

 

になります。

 

 

冒頭で打ち切りの話をしておいて、紹介するのも失礼なんですが、

この作品は打ち切りとは無縁、絶縁、いつか大団円を迎えるマンガだと思います。

 

それでは、恒例の簡単あらすじ紹介。

 

世界が突如、謎の光に包まれ、人類は石と化した。

千空は3700年の時を超えて石化から目覚める。

同じく目覚めた大木大樹や小川杠と共に、文明を取り戻すため、

科学の力でストーンワールドに挑む冒険物語。

 

まさに「唆るぜ、この設定は」です。

連載が始まって、まだ25話程度ですが、面白い。ぐいぐいきます。

 

テーマの一つが科学。

 

子供のころは、科学を勉強として捉えていました。

そのため、決して楽しいだけのものではありませんでした。

中年になった今は、科学は知的好奇心を満たす対象の一つです。

 

身近にある物や、科学的な事象をわかりやすく説明してくれるので、ついつい読み入ってしまいます。マンガを読んでいて、科学が勉強できるわけですから、勉強嫌いなお子様にもおすすめです。

 

くられ様ありがとう。

 

また、単なる知識欲を満たすだけでなく、文明をゼロから興すという壮大なストーリーも、このマンガの魅力の一つです。やっぱり、少年誌だから冒険も必要ですよね。 

 

原作の稲垣先生には、「アイシールド21」でもお世話になりました。

ストーリー展開には、定評がありますよね。

文明を取り戻せるのか、謎の光はなんなのか、わくわくの実がとまりません。

 

そして、この壮大な冒険を、大迫力で描いてくれるのが我らがBoichi先生です。

単に迫力があるだけでなく、科学をわかりやすく解説してくれます。

人物の絵柄を少年誌向けにしてくれているのもグッドです。

 

また、圧倒的な大自然の描画も、この作品の隠れた見どころではないでしょうか。

こんな大自然を舞台にしたマンガは他に「ジャングルの王者ターちゃん」くらいしか思いつきません。エテ吉、ゴリさんにまた会いたいです。

 

ところで、最近、原作と作画が分かれているマンガが増えてますよね。

各々得意分野で勝負するわけですから、上質なマンガが増えると思います。

負担も減って、マンガ家生命も延びるでしょうし、個人的には歓迎です。

 

始まったばかりのマンガなので、まだまだ未知の部分が多いですが、稲垣先生らしい、読者の予想をいい意味で裏切る展開を期待しています。

 

それでは、「Dr.STONE」のタイトルに、深い意味があることを楽しみにしているハレノヒでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。